パフューマリー通信 パフューマリー通信 Vol.33 今年最後の満月の今日。12月射手座新月に新作香水の御披露目会のためお休みしたパフューマリー通信を代わってお届けします。新作香水パルファンMyrtestränenは音楽家クララ・シューマンを題材とし、12月1日御披露目会として演奏会を開きまし... 2024.12.15 パフューマリー通信
パフューマリー通信 パフューマリー通信 Vol.32 11月霜月朔日は蠍座の新月。冥王星を支配星とし、蠍座を象徴する天然香料はパチョウリ。初めてパチョウリの香りを聞いた時は受け付けられず、苦手としていた香料のひとつでしたが、嗅ぎ慣れていくうちと不思議と心が落ち着いていくように。微量に使うことで、香り全体に深みや独創性を与え、香水ではベースノートとして使用されています。 2024.11.01 パフューマリー通信
Letter 香り立つ手紙 手紙が好きです。とある瞬間の情景やシーンの連続が瑞々しい感情を伴って切り取られ保管されている様は、まるで香りの小瓶のよう。2年前の晩秋、クララ・シューマンの書簡集をはじめて手にしたとき、本から香りが立ち上るような感覚を覚えました。 2024.10.31 Letter
イベント Myrtestränen ミルテの涙 12/1(日) クララ・シューマンに捧げる 香水と音楽と朗読の調べ 1st Collection は勇敢な女性に捧げる自然香水シリーズ。第3作目は音楽家クララ・シューマン(1819-1896)に捧げます。新作香水の 御披露目に伴い、シューマンやブラームスなどクララと親しい関係にあった作曲家やクララ自身の作品の演奏、手紙や日記の朗読を通して、クララの美しく波乱に満ちた物語へと誘います。 2024.10.23 イベント
パフューマリー通信 パフューマリー通信 Vol.31 金星を支配星とし、天秤座を象徴するのがゼラニウム。ゼラニウムは200種類以上の品種が存在するといわれていますが、精油が採れるのはフウロソウ科のゼラニウム。アフリカ南部が原産地で、バラのような芳香を持つ香りはヨーロッパの人々を魅了し、19世紀初頭にはフランス人によりゼラニウム精油の商業生産がはじまりました。 2024.10.03 パフューマリー通信
パフューマリー通信 パフューマリー通信 Vol.30 牡羊座からにわかに始まった星座と天然香料シリーズ。乙女座新月の今日、乙女座の象徴する植物としてご紹介するのはラヴェンダーです。知性と神経をつかさどる水星を支配星とし、乙女座は勤勉さ、誠実さ、手先の器用さ(収穫にはたくさんの道具を使うため)を表します。語源はラテン語 lavo(洗う)から。 2024.09.03 パフューマリー通信
イベント BLISSFUL POTION WORKSHOP 9/16(月・祝)調香ワークショップ 調香とは、言葉、イメージ、沸き立つ感情、あるいは静かな祈りを通して それは時として、風景、記憶、state of being“存在状況”として その場所へとたどり着くために限りなく感性を研ぎ澄ましてゆく作業です。 香りのアコード BLISS... 2024.08.13 イベント
パフューマリー通信 パフューマリー通信 Vol.29 獅子座を象徴する植物といえばやはりジャスミン。ジャスミンの語源であるアラビア語 yas min は「絶望は愚弄」を意味し、千夜一夜物語からも垣間見えるアラビアの陽気で、全能の神に全てを委ねる精神的気質がうかがえます ―『全てはアッラー(神)の思召すままに』。 2024.08.04 パフューマリー通信
音と香り ARCHIVE: 第5回 Schubert × 調香ワークショップ アーカイブとして、調香ワークショップ×作曲家シリーズ 各回の開催レポートをお届けします。第5回は2023年12月2日に開催したシューベルトの音楽と調香ワークショップ。シ音楽を愛する一家に生まれ、家族で四重奏を演奏し、ウィーン少年合唱団の前身・宮廷少年合唱団では変声期を迎えるまでボーイソプラノとして活躍していました。 2024.07.26 音と香り
音と香り ARCHIVE: 第4回 J.S.Bach × 調香ワークショップ アーカイブとして、調香ワークショップ×作曲家シリーズ 各回の開催レポートをお届けします。第4回は2023年10月28日に開催したバッハの音楽と調香ワークショップ。後世の作曲家に影響を与え、今日では「音楽の父」と呼ばれる大作曲家バッハは生前その才能に相応しい待遇を受けていませんでした。 2024.07.26 音と香り