音と香り

ARCHIVE: 第3回 Mozart × 調香ワークショップ

アーカイブとして、調香ワークショップ×作曲家シリーズ 各回の開催レポートをお届けします。第3回は2023年9月3日に開催したMozart モーツァルトの音楽と調香ワークショップ。6歳の頃から家族と共にヨーロッパ各地へ音楽旅行に出掛け、神童と呼ばれていたモーツァルト。煌びやかな舞台や称賛とはよそに、実際の音楽旅行の数々は過酷な旅の連続でもありました。
パフューマリー通信

パフューマリー通信 Vol.28

7月。蟹座新月のパフューマリー通信。蟹座を象徴する植物のひとつとして挙げられるクラリセージ。古代から薬効の高さで知られ、ドイツでは香りの良さからワインの香り付けにも使われてきました。香水の原料としてよく使用される天然香料のひとつであり、やや重ためのフローラルハーバル、スパークルワインのようなきらめきと辛口さがあります。
音と香り

ARCHIVE: 第2回 Ravel × 調香ワークショップ

アーカイブとして、調香ワークショップ×作曲家シリーズ 各回の開催レポートをお届けします。第2回は2023年7月28日に開催したRavel ラヴェルの音楽と調香ワークショップ。管弦楽の魔術師とも呼ばれていたラヴェル。聴き手を誘惑するラヴェルのオーケストレーションの秘密は調香においてもヒントを与えてくれます
Pearl

BLISS Pearl Collection: アコヤ真珠との出会い

数年前、母が伊勢志摩・英虞湾で代々真珠養殖を営むご家族に出会い、BLISSのためのアコヤ真珠の養殖をお願いしました。古代より神々や時の権力者への捧げものとして、あるいは代々の家宝として大切に崇められてきた真珠。自然の恵み、先人たちの努力と智慧、時間と手間暇を掛けて職人達が紡いできた技術が結晶化したのが真珠養殖です。
音と香り

ARCHIVE: 第1回 Debussy × 調香ワークショップ

アーカイブとして、調香ワークショップ×作曲家シリーズ 各回の開催レポートをお届けします。第1回は2023年6月4日に開催したDebussy ドビュッシーの音楽と調香ワークショップ。ドビュッシーの作品を香りで辿るにはどこから始めよう?その手掛かりを得るために出会ったのがドビュッシーの書簡集でした。
パフューマリー通信

パフューマリー通信 Vol.27

双子座新月の朝のパフューマリー通信。今回ご紹介する天然香料はペパーミントについて。あるとき「白」をイメージした香りを調香したときからペパーミントの新しい魅力に出逢いました。美しい装丁の写真集をただ眺めるように、滑らかでひんやりとした手触り。あるいは、青白い月の光が夜に降り注ぐように、物憂げな静かさを奏でるように。
パフューマリー通信

パフューマリー通信 Vol.26

乙女座新月のパフューマリー通信。今回ご紹介する天然香料はローズについて。ローズの香りは貴高く、洗練されたフローラルノート。ローズ・オットー(水蒸気蒸留法)はフレッシュでシャープな華やかさ、ローズ・アブソリュート(溶剤抽出法)は濃厚で蜂蜜のようなねっとりとした豪華さがあります。
パフューマリー通信

パフューマリー通信 Vol.25

新月の朝に配信するパフューマリー通信。牡羊座の新月にご紹介する天然香料はローズマリーについて。常緑で春先にライラック色の小さな花を咲かせるローズマリーは牡羊座を象徴する植物。私はローズマリーに華やかさのあるゼラニウムと一緒に調香するのが好きです。お互いが持つ、一見相反する香りの強さが見事に合わさります。
パフューマリー通信

パフューマリー通信 Vol.24

3月の雪の朝。山のほうに用事があって出掛けると、銀世界が広がっていました。立春が明けて春のような陽気から一転、真冬の寒さが続き、光が恋しくなります。3月に調香した香りは優しい光を求めて、パルマローザとやわらかなシトラスノートを中心に組みました。パルマローザはインドやネパールなどに生息するイネ科の多年草です。
パフューマリー通信

パフューマリー通信 Vol.23

新月の朝に配信するパフューマリー通信。今日の新月のパフューマリー通信ではご自宅でも簡単に作れるバスソルトのレシピと天然香料の案内シリーズ『バジル』をご紹介します。能登では以前として避難生活や断水が続き、同じ金沢市内でも排水問題のためお風呂が使えなかったり・・・、必要な方にレシピが届きましたら幸いに思います。