パフューマリー通信

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パフューマリー通信 Vol.48

八重桜のエッセンスを抽出するのは昨年に引き続き2回目。塩漬けにすることで八重桜に含まれる成分が加水分解され、桜餅の香りのもととなる甘いクマリンが生成。エタノールに浸すことで、ブランデーのような艶やかでとろみのある感触も加わります。色褪せた花の色が蘇るように、エッセンスの色は鮮やかな緋色を帯びていきました。
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パフューマリー通信 Vol.47

2026年年最初のパフューマリー通信はグルマンノートについて。仏語で美食家を意味するGourmand(グルマン)に由来し、甘いお菓子やデザートを連想させる、美味しさを探求した香調です。「美味しい」には後に人生の転機となる特別な日に密接に結びつくものもあれば、日常的に営まれ、あたたかで、しあわせの本質が潜んでいます。
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パフューマリー通信 Vol.46

2025年12月20日。今年最後の新月。昨夜金沢より三重・伊勢志摩へと到着しました。伊勢には祖父母宅があり、幼少期たびたび訪れた心のふるさと。伊勢の言葉に触れると、たちまち温かな気持ちに包まれます。 2025年を振り返って 今年最初の満月に...
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パフューマリー通信 Vol.45

2025年霜月新月。冬支度も道半ば、突然に冬の寒気がやって来ました。 今日のパフューマリー通信は海からの贈り物・アンバーグリス(龍涎香:りゅうぜんこう)について。 アンバーグリス アンバーグリスとはマッコウクジラの腸内結石が作り出す動物由来...
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パフューマリー通信 Vol.44

今回のパフューマリー通信では天然香料の規制と安全性について。アロマセラピー用の精油は大半が雑貨扱いで、精油の使用について統一した安全性指針は存在しません。一方、香水や化粧品などの香粧品用の香料はIFRA(国際香粧品香料協会)が定める自主規制にもとづき、使用方法を提示しています。
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パフューマリー通信 Vol.43

2025年9月新月のパフューマリー通信はオーダーメイド香水について。今日のパフューマリー通信はオーダーメイド香水について。PARFUM pourvous は仏語で「あなたのための香水」。自然香水は香りの花束のよう。自然界に存在するそれぞれの香りを少しずつ摘みながら、あなただけの香りのブーケをつくりあげます。
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パフューマリー通信 Vol.42

新月の朝に配信するパフューマリー通信。2025年8月新月のパフューマリーはひと休みして夏休み仕様に。旅の備忘録ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。8月上旬、キャンプ道具一式を積んだ車を走らせ、新潟でフェリーへと乗り継ぎ、数カ月前に地域おこし協力隊として北海道・斜里町に引っ越した友人を訪ねました。
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パフューマリー通信 Vol.41

2025年7月獅子座の新月。 今年の梅雨は雨も少なく、山の畑はカラカラですが、そんな中でもオレガノは旺盛に育ち、たくさんの花を咲かせてくれました。オレガノの学名 Origanum vulgare はギリシャ語のOrus(山)とGanus(喜び)の複合語Origanum(山の喜び)に由来します。
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パフューマリー通信 Vol.40

2025年蟹座新月のパフューマリー通信はパルファンMyrtestränen <ミルテの涙>のモチーフでもあるミルテについて。<ミルテの涙>は音楽家クララ・シューマンに捧げる1st Collection第3作目の自然香水。ミルテについて調べていくと、イギリス王室とも深く繋がっている植物であったことを知りました。
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パフューマリー通信 Vol.39 

入浴と香りの歴史は古く、最も有名なのは古代ローマの浴場。紀元前4世紀、古代ローマの都市には11か所の公衆浴場と850以上のプライベート浴場が存在していたとあります。公衆浴場は社交場としても機能し、収容人数が2千人近くの大規模なものも珍しくはありませんでした。